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電脳千句第7  賦何水百韻 初折裏  2016.10.24~

birds2.jpg      
      

     大路ゆく網代車の物見窓              朝姫

       揺るるにまかす夢のあとさき           如月

     契りきや花の舞ひ初むこぞの里           衣

       思ひ募れば陽炎の燃ゆ               歳

     やはらかな牧を駆けゆく春の駒           梯

       萌黄匂の裾のゆらぎて               花

     折節はこころなきみも目を細め           草

       霧のしじまに盃を受く                舎

     かたわれの月を迎ふる高館に             風

       鳴くを忘れし虫のひと籠               香

     尼削ぎのみ髪傾げてをさな顔              月

       あな麗しき水茎のあと                 姫

       濃く薄く心のうちをうつしける               歳

       つがはぬ鴛鴦をしのぶ独り寝            衣

  

                     

進行表はこちら

       


コメント(67) 

コメント 67

朝姫

楽歳様

すみません。
前の内容を拝見しながら書いていたら初折表の方へコメントを入れてしまいました。
こちらに再掲します。
---

霜月の雪は驚きでしたね。寒い一日でした。
さて、お待たせしました。
梢風様の
 明けて涼しきるり色の空 をいただきまして

 蛍籠打ち捨てられし侘び住い
 大路ゆく網代車の物見窓
 橘の葉のこきあをに花の白
 宿を立つ僧にもの問ふあるじの手

「涼しき」が連歌では夏の末の心とあり、俳諧で仲夏となる「蛍」「花橘」はあまりよろしくないのかとも思いましたが、教えを乞うためにも一人で悩まず、えいっと皆様の目に晒すこととしました。
よろしくご指導お願い致します。

by 朝姫 (2016-11-24 23:58) 

連歌楽歳

 蛍籠打ち捨てられし侘び住い
夏 蛍は1句物 夜分 (居所) 

 大路ゆく網代車の物見窓
雑 網代車は牛車の一種。むかし牛車をギュウシャと音読して、古文の先生にギッシャだよと叱られた記憶があります。字音を避ける連歌ではウシグルマ。

 橘の葉のこきあをに花の白
夏 橘は一座一句物 木類 

 宿を立つ僧にもの問ふあるじの手
雑 宿は2句物(只1、旅に1)旅 僧とあるじは人倫 手は人体 ところでこの句の「あるじの手」とは?


朝姫さま。連歌の時代、大雑把にいえば連句式の「初・仲・晩・三」の分類は当季を定める発句専用でした。発句以外の場合、その区分は曖昧でした。「涼しき」は発句の場合は晩夏ですが、それ以外の場合は後に蛍や花橘を付けても大丈夫です。季戻りをうるさく言うようになったのは連句の時代になってからでした。

by 連歌楽歳 (2016-11-25 01:03) 

朝姫

楽歳様

丁寧なご指導ありがとうございました。
「蛍」「花橘」が季戻りにならないとのこと、了解しました。
勇気を出した甲斐がありました。
また連歌では「牛車」は「ギッシャ」と読まない、というお話も興味深いものでした。
確かに「ギッシャ」は音読みなので、お話の通り「ウシグルマ」とするのが理にかなっているのですが、言葉から想像するものが変わってきそうです。
「牛車」を使わずセーフでした。

「あるじの手」は僧に「もしもし」と話し掛けている宿の主人を思い描いて、その手にズームしただけで特に意味はありません。
何か差し障りあるようでしたらどうぞお直しくださいませ。
実を申しますと、ここは苦肉の末の逃げでして「あるじをり」「あるじゐて」等としようとしたところ、前に同じような作りの句があった為このような次第となりました。
安易な作りは見破られてしまいますね。
精進致します。
by 朝姫 (2016-11-26 10:30) 

如月

朝姫さま
素敵なお句を有り難うございます。
どれをいただくかまだ迷っております。

宗匠さま
網代車の網代は、網代編みの板のことでしょうから、「水辺」とは関係ないと考えてよろしいですね。
また、網代車にもし「水辺」の句を付けるとしたら、オモテにあります「水辺」の句との間で障りが生じるでしょうか?
それとも、もう十分に間隔が取れていると考えてよろしいでしょうか?

拙付で水辺の句も出したいと思っておりますので、そのときにお教えください。

宗匠さま皆さま、
明日は町田市民連句大会へお出掛けですね。
生憎の雨になるようですが、お気をつけてお出掛けくださいませ。
私のほうは王子で、草門会の時雨忌です。
お互いに良い日曜日となりますよう、願っております。

付は今しばらくお待ちくださいませ。
by 如月 (2016-11-27 00:45) 

連歌楽歳

如月さま。おはようございます。

お尋ねの水辺と水辺ですが、『連歌新式』では5句去りですので、残念ながらここでは使えません。俳諧なら中3句あいていますのでOKなのですが。松永貞徳の俳諧式目に代表される、蕉門の人たちが「古式」と呼んでいたものは、『連歌新式』付録の和漢篇を利用したものです。連歌では5句去りの物が3句去りになっています。したがって、俳諧の式目をよくご存じの方には簡単な換算で解決します。ただ、和漢篇は同季7去りとしていましたが、俳諧古式で5去りになりました。さらに、蕉風では春秋5去、夏冬2去りが習慣化しているなど、多少の例外があります。

by 連歌楽歳 (2016-11-27 10:29) 

如月

宗匠さま

連句で三句去りの場合、連歌では多く五句去りになるというご指導、有り難うございました。
いつまでも初歩の質問ばかりしておりまして、申し訳ございません。

さて、

大路ゆく網代車の物見窓 朝姫さま

を頂戴いたしたく存じます。

拙次
・忍びてわたる宇治の一つ家
(水辺の句は避けましたが、宇治という地名そのものが「水辺」ということになるようでしたら、杣の一つ家…としてくださいませ)

・はやも待たるる逢瀬ふたたび

・葵鬘の粧(よそ)ひけざやか

・浮き立つさまに懸葵揺れ

宗匠さま、
ご教示お捌き、よろしくお願い申し上げます。
by 如月 (2016-11-29 13:13) 

連歌楽歳

 忍びてわたる宇治の一つ家
雑 恋 一つ家は数字・居所体 宇治は名所
『連歌新式』は須磨・明石を水辺、難波・志賀を非水辺にしていいます。分別の理由は不明。宇治には琵琶湖に発する宇治川が流れ、やがて木津川・桂川が合流して淀川になります。「朝ぼらけ宇治の川霧絶え絶えにあらはれわたる瀬々の網代木」など和歌の名所ですが、水辺に関しては言及なし。難波・志賀のグループに入れておきましょう。

 はやも待たるる逢瀬ふたたび
雑 恋 

 葵鬘の粧(よそ)ひけざやか
夏 葵鬘(あふひかづら、葵桂=あふひかつら)は賀茂祭(葵祭)の参加者の髪飾り。葵と桂の葉を組み合わせた「もろかづら」なら草類・木類? 葵だけの「かたかづら」なら草類?

 浮き立つさまに懸葵揺れ
夏 懸葵は賀茂祭の牛車の飾り 「もろかづら」なので草類・木類?

以上、前句をうけて王朝風の風景でした。

      *
賀茂祭の葵鬘や熊野の巫女の髪飾りのなぎの葉を「うえもの」とみなすかどうか微妙なところです。おまじないの植物ですから「うえもの」の可能性が高いかも。『産衣』は門松を植物に指定しています。もしこれらが「うえもの」だとすると話がやっかいになってきます。1折表5句に

 さはさはと磯わたりゆく松のこゑ         蘭舎

があるので、1折表2句の「葵鬘」まで中4句。木類は5句去りなので式目に障ります。ここにいたって、まことに遅まきながら気がついたのですが、1折表第3句に「すすきひともと」があって、草木の打越(切り取ったススキをウエモノとするかどうかの議論はさておき)でした。この状況をどうやってクリアするかを、本日、夜遊びの間中考えておりました。長考の末、「松のこゑ」を「鳥のこゑ」に変える案を思いつきました。

 さはさはと磯わたりゆく鳥のこゑ    

帰宅後、連歌アーカイブにあたりますと、「松のこゑ」は使用例40余をヒット、「鳥のこゑ」は「秋たつや入江の潟の鳥のこゑ」(弘治三年雪千句)をはじめ用例が200を超えます。古典連歌の時代、メージャーな句材だったらしく(マンネリの効用とでも申しましょうか)、ここで使っても唐突な感じは与えないと思います。

ただ、やっかいなのは『無言抄』が「小鳥渡る」を秋と指定したことから俳諧で「鳥渡る←→渡り鳥」が秋の季語になったことです。

『無言抄』以前の伊庭千句(1524年)第10には、
 097  あやふきは雲ゐをふめる梯に
 098  袖にふれても鳥わたるなり
 099  おそるるもみなむつましむ心にて

とあるように、「磯わたりゆく鳥」は連歌では雑になるのですが、危うきを避けるために、

 さはさはと磯を舞ひゆく鳥のこゑ   蘭舎

とする案もあり得ます。

ですが、いまになって、1折表第5句でいい音をきかせている松籟を鳥のさえずりにしてくださいと作者にお願いするのも気の重いことです。

 うらみがたしよ松かぜのこゑ     肖柏
 花をのみおもへばかすむ月の本   宗長
 藤さくころのたそがれの空      宗祇

名作「湯山三吟」の3折表14から3折裏2にかけて、あの宗祇でさえ木・草の打越をしているので、宗祇に免じて、この第7百韻の草・木打越、木類5句去りの障りに目をつむっていただきたい、ということにしたいと思います。アドバイスなどございましたら、お願いします。

by 連歌楽歳 (2016-11-30 00:45) 

蘭舎

楽歳さま、みなさま
おはようございます。

拙句
さはさはと磯わたりゆく松のこゑ         蘭舎

「松」が障りとなっていますようで、お悩みの種を作ってしまい
恐縮です。
松籟を採って下さった千草さまには申し訳なく存じますが、
「湯山三吟」に倣うのも恐れ多く、しかも初折表 草木の打越は
なにかと目障りですので、なんとか、手直しを案じてみました。

さすがに、「さはさは」を残すのは、不自然ですので、

ゆるらかに(おほどかに・しめやかに)磯わたりゆく田鶴のこゑ

「鳥わたる」でなく鶴の声がわたるのであれば、季を迷うこともなく、松には鶴とも申します、歌語の田鶴(たづ)を用い、上のようにしてみました。いかがでしょうか?
上五は、どれか当たりとなりそうでしたら、ご選択ください。
よろしく御願いいたします。

蘭舎拝
by 蘭舎 (2016-11-30 09:12) 

連歌楽歳

蘭舎さま。ご配慮ありがとうございます。

 ゆるらかに磯わたりゆく田鶴のこゑ     蘭舎

の形でいただきます。万葉集・山部赤人の、

若の浦に潮満ち来れば 潟を無み 葦辺をさして 鶴鳴き渡る

の本歌取りということで。

俳句の歳時記には「鶴渡る」は秋・冬の季語になっていますが、和歌・連歌の古典では雑の扱いでした。

by 連歌楽歳 (2016-11-30 12:38) 

千草

ゆかりの松とあって、ついいただいてしまった松のこゑ。
ご一直遊ばされまして、
さらなるゆかりの田鶴のこゑとのこと、
えにしのめづらかさにほのぼのうれしく。
さすがに蘭舎さまのお手際のお見事さです。

by 千草 (2016-11-30 13:15) 

連歌楽歳

訂正のおしらせ。

進行表の「松」を「田鶴」と入れ替えたとき、またドキッ。1折表第8句が夏の句でした。したがって、1折裏2で賀茂祭関連の句は無理でした。

「葵蔓」「懸蔓」2句を外します。
by 連歌楽歳 (2016-11-30 13:58) 

如月

宗匠さま、皆さま、

迂闊なことで、まことに申し訳ございませんでした。
水辺のことばかりに気を取られて、他の事は全くのお留守になってしまいました。
お恥ずかしい次第でございます。

追加の句をお送りしたいと思いますので、羽衣さま、少しお待ちくださいますでしょうか。
よろしくお願い申し上げます。
by 如月 (2016-12-01 01:15) 

如月

おはようございます。
追加の拙次をお送りさせていただきます。

・揺るるにまかす夢のあとさき
・かたとき去らず草むすぶひと
・偲ばしき香の袖にのこりて
・方違へしてしのに伏す庵
・祓殿へと捧ぐ榊葉

宗匠さま、
ご指導よろしくお願い申し上げます。
羽衣さま、
一直お捌よろしくお願い申し上げます。


蘭舎さま、宗匠さま
田鶴へのお直し、素晴しうございました。草木の打越の解消も、よろしうございました。
植物五句去りの縛りも解けて、良い折でございましたが、葵祭は空振りに……。
賀茂の祭はまだ詠んだことがございませんので、いづれは……と願っております。
by 如月 (2016-12-01 08:56) 

連歌楽歳

  揺るるにまかす夢のあとさき      如月
雑 夢は夜分 夢と夢は7句去

  かたとき去らず草むすぶひと
雑 「草むすぶ」は辞書によると①草を結びあわせて二人の仲の長い結合を祈る②仮小屋をつくって住む、または旅寝する。「かたとき去らず」があるので、①の恋の句。草類

  偲ばしき香の袖にのこりて
雑 偲ばしき袖の残り香で、恋・述懐(懐旧) 袖は衣類(衣裳)袖と袖は5句、衣裳と衣裳は5句去り。帯・冠・沓・衣衣・佐保姫の衣などは非衣裳

  方違へしてしのに伏す庵
雑 「方違へ」については古文の授業で聞いたことがあります。A地点からB地点に向かうのは方向が良くないので、いったんC地点に移動し、そののちC地点からA地点に向かうという陰陽の極意。「しのに伏す」は「篠に伏す」(臥薪に似た状況?)ではなく、「淡海の海夕波千鳥汝が鳴けば心もしのに古思ほゆ」の「しのに」でしょう。庵は2句物(いほり1、いほ1)居所体

祓殿へと捧ぐ榊葉
雑 神祇 祓殿は寺と同じく非居所 榊葉は木類

by 連歌楽歳 (2016-12-01 10:38) 

連歌楽歳

追加

腹ごなしにスポーツクラブへ行き、トレッドミルで早歩きしながらipodのビリー・ホリデイを聞いていました。” I can’t give you anything but love”――「捧げるは愛のみ」「捧ぐるは愛のみ」 ?! 帰宅して古語辞典を引くと「捧ぐ」は下二段活用でした。

   祓殿へとはこぶ榊葉

で、どうでしょうか? 女の神主が三宝にのせて小さな玉ぐしを社殿に運び、男の神主が大きめの枝を数本かついで境内を行くのを見たことがあります。


by 連歌楽歳 (2016-12-01 16:10) 

如月

宗匠さま

ご指導有り難うございました。
古文文法は高校生当時は自信があったのですが、今や全くの手探り状態に成り果てました。
確かにご指摘をいただきますと、
捧ぐる榊
としなくてはならないようですね。
運ぶですと、
はこぶ榊葉
で、よろしいのですね。そのようにお願いいた申し上げます。
お直し、ありがとうございました。

なお「しのに」は、仰有るように、心もしのに……の意味合いでございます。
ご教示ありがとうございました。

羽衣さま、よろしくお願い申し上げます。
by 如月 (2016-12-01 20:50) 

羽衣

宗匠さま 皆さま
到頭、とうとう 極月に入ってしまいました!
お寒さ お忙しさ 双方から お身体 おいたわり遊ばされますよう~

暫くの間に 朝姫さま(ようこそ!) 如月さま の素晴しい御句
並びにご質問、又その宗匠さまの御回答大変有り難く存じました。
今後共 宜しくお願い致します。

朝姫さまの 網代車 からすっかり源氏の世界へといざなはれて
居ります。雅ごころ乏しき当方の尤も苦手とするところ 
何卒よろしくお導き頂きますようお願い申し上げます。

  大路ゆく網代車の物見窓     朝姫さま

   揺るるにまかす夢のあとさき  如月さま  (頂きました)

      付け

    染め紙へ散らす言の葉うたとなり
    なにゆゑの報ひかはたまた(はたや)災ひか
    糾へる縄のごとくに人の世は
    春の宮(春宮の)ねびゆくさまのまばゆくて
    酔ひ覚めを霞のなかへ(に)立つ心地
    浮世なるてふ(蝶)のいのちの儚くも
    契りきや花の舞ひ初むこぞの里

雑 春 を案じてみましたがなにぶん心許なく
よろしくお導きの程 お願い申し上げます。


    
    

  



  
by 羽衣 (2016-12-02 16:59) 

連歌楽歳

    染め紙へ散らす言の葉うたとなり     羽衣
雑 言の葉の類は2句もの(言の葉1、詞1.これ以外に言の葉の道は別にあり) 

    なにゆゑの報ひかはたまた(はたや)災ひか
雑 「報ひかはたまた」と8音にするか、「はたや」で7音にするか。付句作者にお任せします。

    糾へる縄のごとくに人の世は
雑 人で人倫 世は5句物(只1、浮世・世の中の間に1、恋の世1、前世1、後世1)

    春の宮(春宮の)ねびゆくさまのまばゆくて
雑 春の宮は皇太子の御所、転じて皇太子。天皇は人倫扱いしなかったので、あのころの皇太子も非人倫か? ちなみに日本の皇太子は56歳、イギリスのプリンス・オブ・ウェールズは68歳、タイのワチラロンコン新国王は64歳まで皇太子だった。「ねびゆくさまのまばゆくて」から遠い。「春宮」は「とうぐう」と読み、「はるみや」の読みは手持ちの辞書にありませんでした。

    酔ひ覚めを霞のなかへ(に)立つ心地
春 霞は聳物 「酔ひ」は①酒の酔い②浮世の酔い③車の酔い(これは網代車と気分打越)。①でも②でもOKでしょう。

    浮世なるてふ(蝶)のいのちの儚くも
春 蝶は虫類 世は5句物(只1、浮世・世の中の間に1、恋の世1、前世1、後世1) 蝶は音読みだが室町時代から連歌に使われた。「蝶」と漢字の方がすわりがよいきたしますが、どうでしょうか。

    契りきや花の舞ひ初むこぞの里
春 花 木類 恋 述懐 居所体 蝶は『連歌新式』に言及が無く、『至宝抄』に「正月より三月まで」、『産衣』に春。蝶は音読みだが室町時代から連歌に使われていました。


by 連歌楽歳 (2016-12-02 21:24) 

羽衣

宗匠さま

流石に 暮早きころ 慌ててご送信申し上げましたのに
早速のご教示 有り難うございました。
日の暮れるのも 早うございますが 月日の暮れも早すぎて
ついつい日付も変わってしまいました。
この調子で追われる様に 齢をかさねるばかりですが~
楽歳宗匠さまに肖り 楽しく歳を重ねて参りたく
゛i can,t give you anything but love゛(御若さの秘訣?)
(どなたか 英文の打ち方教えて!)
よろしくお願い申し上げます。
 
by 羽衣 (2016-12-03 00:54) 

連歌楽歳

<1折裏3治定>

面十句(1表8句+1裏2句)静々と進み、ここで古来の縛りが解けました。一丁あでやかに行きましょうか。故蜷川幸雄の舞台を彷彿させる

  契りきや花の舞ひ初むこぞの里    羽衣

を頂いて、

<1折裏4付け>

  思い募れば陽炎の燃ゆ       楽歳
  恋の藤波高くうねりて
  行く春の日々恋ももの憂く

    *

  思ひ募れば陽炎の燃ゆ
春 恋 陽炎は聳物 「かげろふ」は「蜻蛉」と書けば無季(『連歌新式』)、虫類(『連珠合璧集』)、「陽炎もゆる」とすれば春(『産衣』、非生類)

  恋の藤波高くうねりて
春 恋 藤波は連歌の分類では草類

  行く春の日々恋ももの憂く       
春 恋 日々は日次の日


ちょっと都都逸趣味ではありますが……。

by 連歌楽歳 (2016-12-03 10:51) 

羽衣

宗匠さま 皆さま
誠に 暑苦しい と申しますか 厚かましい 拙句 ご採用頂き
有り難うございました。 まさかまさかの浮世でございます!
何事も臆せず楽しむべし との宗匠さまからの思し召し(メッセージ)と
存じました。 皆さまも何卒お心置きなくお楽しみ遊ばされますよう~
by 羽衣 (2016-12-04 02:07) 

如月

皆さま、
小春日の後、北風と寒さが戻ってきたようです。
お変りございませんでしょうか。

おそくなりまして恐縮ですが、
羽衣さま、
拙句の治定ありがとうございました。
仰せられましたように、網代車の魔法に乗せられたのか、しばし源氏物語の世界に浸って楽しい時間を過ごさせていただきました。
朝姫さまにも、お礼申し上げます。

宗匠さま、
いつもご指導ありがとうございます。
「十句が終わったので古式の縛りが解けた」との仰せで、またまた大きな勉強をさせていただいたようです。
いつもながらの恥ずかしごとですが、私は、裏に入ってすぐに諸々の縛りが解けたものと愚考して、地名や恋など頓着せずによんでおりました。
これはいけないことだったのですね。
こんな全くの初心者ですが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
by 如月 (2016-12-07 11:42) 

連歌楽歳

如月さま

「面十句」というのは『連歌本式』では初折表に10句を連ねていたのでその名残です。その習慣は初折表が8句の構成になっても表十句として引きつがれ、、面八句のうち十句目までは神祇釈教恋無常または名所などは避ける(『至宝抄』)のがならいでした。これを俳諧が表に遠慮するものとして引き継ぎました。また初折裏冒頭に読む恋の句も「待ちかね恋」と避ける風もありました。とはいうものの、蕉門では待ちかねの恋の句には無頓着で、初折裏1の恋の句は、

 きぬぎぬや烏帽子おく床忘れけり      越人 (ためつけて)
 うかれたる女になれて日をつもる      奇香 (皷子花の)
 賎の子が待恋習ふ秋の風          芭蕉 (衣装して)

などの例が岩波の『芭蕉連句集』に散見します。

蕉風を引き継ぐ連句では「いけないこと」ではないのです。


by 連歌楽歳 (2016-12-07 14:58) 

如月

宗匠さま

懇切なるご指導ありがとうございます。

連句の場合は、ウラに入ると縛りがとれて、何でも詠むことができますね。
仰有られますように、待ち兼ねの恋もゆるされること、存じております。

それからの類推で、この度の私の担当はウラ2句目でしたので、連歌の場合もウラに入ったら神祇釈教恋無常……等を詠んでかまわないと、考えていたのでした。

それ故、恋の句、神祇の句なども、付句案としてお送りさせていただいた次第です。

宗匠さまのご教示によりまして、連歌では発句から十句目まで(ウラの二句目まで)は慎まなくてはいけない、ということを初めて知った次第でございます。

ですから、拙付のうち、恋や神祇の句はファウルだった訳でございますね。
その事を申し上げたかったのでした。
さすがは羽衣さま、問題のない拙句を選んでくださって、ありがたいことでした。

宗匠さま、
初折ウラに入っても二句目まではオモテと同じように振る舞うということーー大切な勉強をさせていただきまして、有り難うございました。
by 如月 (2016-12-08 00:29) 

連歌楽歳

如月さま

1折裏2で恋の句と神祇の句をお出しになっていたことをすっかり忘れていました。見当違いなことを書いて失礼しました。表10句では恋・神祇などを避けるのが連歌の定法でしたが、調べてみると稀には例外もあって、

 1裏2  かりねの夢をしたふ面影     心敬
 同 3  思はすの契そのままかけはなれ  賢秀
          (熊野千句第6)

 1裏2  こころひとつに君そあはれむ    恵俊
 同 3  あたなるも思ふかたにやなひくらん 恵林
          (葉守千句第5)

などのフライングが見つかりました。
 

by 連歌楽歳 (2016-12-08 10:08) 

如月

宗匠さま

詳しいご教示有り難うございました。
抑えきれぬ恋心のフライング、矢張りあったのですか!
連歌の世界も行い清ましているばかりではなく、味なお捌もいらしたのですね。
うれしいようなお話です。

そろそろ終ろうとしている本日12月8日は、日米開戦日。明日9日は漱石忌。今年は没後百年とかで、催しが多いようですね。
師走の日々の歩みはいつもに増して迅速で、後姿をアタフタと追いかけているような気分になります。

宗匠さま、ご連衆の皆さま、
お風邪など召しませんよう、お大事になさってくださいませ。
by 如月 (2016-12-08 23:34) 

連歌楽歳

夢梯さまから封書で以下の治定・付け句を頂きました。

●1折裏4治定
 思ひ募れば陽炎の燃ゆ        楽歳
●1折裏5付け
 盃に小貝浮べむ春の宵        夢梯
 やはらかな牧を駆けゆく春の駒
 森蔭に頼りなげなる春の鹿
 瀬の音に競ひて鳴くや春の蝉
 野遊びの衣濡らして通り雨(粉糠雨)

*「春の鹿」は最初「落し角または忘れ角」だったのですが、古語辞典に項目がなく、『十七季』では「晩春・動物」となっていますが、『広辞苑』では「落ちた角」となっていて、角が落ちた鹿をもいうのか判然としませんので「春の鹿」としました。お教えください。以上、夢梯さまの添え書きがありましたので、ご存じの方、よろしくお願いします。

      *
 盃に小貝浮べむ春の宵          夢梯
春 「小萩ちれますほの小貝小盃  桃青 元禄2年」と奥の細道・種の浜での等栽懐紙にある。宵は非時分・非夜分

 やはらかな牧を駆けゆく春の駒
春 牧は野原と同じ地儀 駒(駒と言っても馬と言っても1句物)獣類

 森蔭に頼りなげなる春の鹿
春 森は地儀・木類で1裏2の「花の舞初む」と木類の打越 「森蔭に」を「山辺(やまのべ)に」と変更しましよう 山類 鹿は3句物(鹿1、鹿子1、すがる1)獣類

 瀬の音に競ひて鳴くや春の蝉
春 瀬は水辺体 蝉は1句物、虫類 

 野遊びの衣濡らして通り雨(粉糠雨)
春 「野遊び」は和歌などでは春ですが、『連歌新式』も『産衣』もなぜか
「春に非ず」としています。理由はどなたかお調べください。春の句にするために「通り雨・粉糠雨」を「春の雨」とします。安直ですが。

    *
それにしても
 
 大路ゆく網代車の物見窓              朝姫
 揺るるにまかす夢のあとさき            如月
 契りきや花の舞ひ初むこぞの里           羽衣

1折裏冒頭の三連打はなんとも酔わせますね。


by 連歌楽歳 (2016-12-10 21:48) 

路花

宗匠さま   皆さま
三日ほど家を空けておりまして、付句が遅れましたことお詫び申し上げます。昨日は、これまでの流れ、皆様のメールのやりとりを読み耽りました。遥か平安のころの美しき姫君など想い描きたくなる雅な世界に浸らせていただきました。

盃に小貝浮かべる……なんて素敵な春の宵!と思っているのですが、少し方向転換(?)させていただこうかと

  やはらかな牧を駆けゆく春の駒
をいただかせてくださいませ。

拙次です。どうぞよろしくお願いいたします。

  戻るを待ちて雛のしつらへ
  飲めど飽かぬは鐘霞む午(ひる)
  蓬摘まんと吾子をさそひて
  萌黄匂いの裾の揺らぎて

寒い日になりました。どうぞお風邪を召されぬようお気をつけてお過ごしくださいませ。

by 路花 (2016-12-15 12:24) 

連歌楽歳

  戻るを待ちて雛のしつらへ
春または雑 雛(ひな・ひひな)遊びは平安時代からあったが、連歌では雑の扱いだった。「雛のしつらへ」にうかがわれるような春の行事として定着したのは江戸時代から。春はすでに最低保証の3句続いているので、この場合、春でも雑でも。

  飲めど飽かぬは鐘霞む午(ひる)
春 霞は聳物 午(ひる)で時分 鐘は4句物(只1、入相1、釈教1、異名1) 「吾生は夢幻の間」と歌った陶淵明の面影でしょうか。

  蓬摘まんと吾子をさそひて
春または雑 蓬は草類 連歌時代は雑の扱いだったが俳諧で春となる。ただ。蓬摘むは若草摘むに通じ春の気配十分。1裏3に花(木類)があり「木に草は3句去り」に抵触するため預かり。

  萌黄匂いの裾の揺らぎて
雑 「萌黄匂」は鎧の縅の色、あるいは女性の衣装の色合いだが、前句との続き具合からここは若武者、あるいは巴御前の合戦のいでたちあたりが似合い。萌黄の「萌」は打越の「燃ゆ」と「萌ゆ」の類似音になる。『連歌新式』に「薫といふ句にこがると付てまた紅葉を付べからず。舟にてこれを付べし。こがると云字かはる故なり」とあるので、萌と燃は打越セーフ。裾で衣類。

by 連歌楽歳 (2016-12-15 17:05) 

連歌楽歳

追加と訂正

1裏2に「揺るるにまかす夢のあとさき」がありますので、1裏6付け句「萌黄匂の裾の揺らぎて」を「ゆらぎて」とかな書きに改めます

また、1折裏4の「陽炎」を聳物、同6付く句「 飲めど飽かぬは鐘霞む午(ひる)」の霞を聳物とし、聳物の打越になっていました。

二条良基『連歌新式』、一条兼良『連珠合璧集』のころは、「かげろふ」は虫類に分類されていました。16世紀末の応其『無言抄』で「生類に非ず。但し句体による」とされ、そののち元禄期の『産衣』で虫ではなく、現代と同じ気象現象の「陽炎」と確定されました。「かげろふ」を聳物としたのは、地面から立ち上るので「聳物」であろうと、私の勝手な現代風解釈でした。古典連歌ころは、気象学の知識が乏しく、聳物に分類されていませんでした。陽炎の聳物分類をやめましょう。また、「鐘霞む」は『無言抄』が春の季語としています。この場合の「霞む」は音の幽かなことを気象用語で表現したもので、これもまた聳物に分類する必要はありませんでした。「霞」の字を見ての条件反射です。聳物の分類をやめ「霞む」を「かすむ」とひらがなにします。

by 連歌楽歳 (2016-12-16 01:50) 

千草

宗匠様
路花様

駒止めて袖うちはらふかげもなし佐野のわたりの雪の夕暮れ  定家
苦しくも降りくる雨か三輪崎狭野のわたりに家もあらなくに 長意吉麻呂

夢梯さまの前々句に、路花様の萌黄匂いの裾のお句を頂戴して、二首の歌を思いました。

定家の方はまあきれいな映像ですが、万葉集の方はほんとに苦しそう。
でも、さっそうと春野をゆく騎馬武者になって、元気が出る気持です。

やはらかな牧を駆けゆく春の駒 夢梯
 萌黄匂いの裾の揺らぎて    路花

付け
    琵琶抱けば雲の通ひ路星ばかり     千草
    ちごながらいらへの声のたのもしく
    古寺の奥にをろがむ影坊の
    折節はこころなきみも目を細め 
    そまびとの捧ぐるひさごとくとくと

気ばかりあせって何も進行しない年の瀬の拙い付をお許し願います。
よろしくお捌きくださいませ。

       
by 千草 (2016-12-16 17:19) 

路花

宗匠さま
ありがとうございます。「萌ゆ」と「燃ゆ」の類似音の扱いなど興味深く学ばせていただきました。「もえぎ」は、「萌葱」と書くのは嫌だな、「萌黄」だと美しい衣装など思い浮かぶのに、文字一つで、私など「浅葱」の仲間みたいに食べ物を連想してしまう……とつまらないことだけを考えておりましたが、若武者や巴御前をお考えいただけて嬉しいことでございます。

寒くなると我が家の楽しみは、夕焼けの空にシルエットで浮く富士山が見えることです。この数日は、その上にきらりと金星が見えています。
by 路花 (2016-12-16 17:24) 

連歌楽歳

以下のコメントを送信した記憶は確かにあるのですが、蘭舎さまからコメントが載っていないとの連絡をいただきました。オッ、私が呆けてきたのか、プロバイダーのサーバーの呆けなのか。ということで、コメントをあらためて送ります。

    *

    琵琶抱けば雲の通ひ路星ばかり     千草
雑 「雲の通ひ路」は聳物なのか「空」などと同じ天象なのかよくわかりません。雲の字に敬意を表して聳物としておきます。星は光物。おそらく夜分でしょうね。この句のなぞはどのように解けばよろしいのでしょうか。弁財天がらみのお話?

    ちごながらいらへの声のたのもしく
雑 人倫

    古寺の奥にをろがむ影坊の
雑 釈教 影坊は影法師の省略形。坊を「ボウ」と読めば音読み。坊をぬいた影をおまちしています。

    折節はこころなきみも目を細め
雑 「心なき身にもあはれは知られけり鴫立つ沢の秋の夕暮れ」の「こころなき」でしょうから、ここの「折節」は季節の意。人倫 人体

     そまびとの捧ぐるひさごとくとくと
雑 人倫 「とくとくと」というからにはひさごの中身は酒でしょうね。きこりの山の神への捧げもの。
     

by 連歌楽歳 (2016-12-20 14:33) 

千草

影坊、NGとのことで、恐れ入ります。
それでは、影坊は止めまして、

河豚の暖簾のかかったたらふく屋さんの挿絵にちなんで
(調理場の図と拝見しましたが、
大多数がウェイトレスさんで面白いですね)

 古寺の奥にをろがむふくの尼

どうかなとも思いましたが、
これでは連歌の雅がございませんので
古寺句は、謹んで取り下げさせていただきたく存じます。

蘭舎様、どうぞよろしくお願い申し上げます。
by 千草 (2016-12-20 18:12) 

千草

あっ。
ふぐやさんのお料理出てきました。
フルコースかしら。
楽しみに拝見いたします。
by 千草 (2016-12-21 18:23) 

連歌楽歳

千草さま
では、日替わりでコースの記録写真を掲載しましょう。次は12月22日(木曜日)夕方更新の予定です。
楽歳
by 連歌楽歳 (2016-12-21 22:44) 

蘭舎

宗匠さま 皆様

こんばんは。

先日曜日のジャズ・スイング、揺れました。
しかし、ともかく、
頂戴すべきはすでに決まっておりました。

折節はこころなきみも目を細め   千草


を頂戴し、

秋やはらかきことのはをつみ     蘭舎
すゞしき筆をふるふ初秋
ためらひもなき弦のふるへに
霧のしじまに盃を受く

案じましたが、
前後不覚にて、どうぞ、よろしくお捌きくださいませ。
差し戻し、お伺いする覚悟にて候なり、です。

蘭舎拝

by 蘭舎 (2016-12-23 00:53) 

連歌楽歳

 秋やはらかきことのはをつみ     蘭舎
秋 ことの葉は2句物(ことの葉1、詞1)

 すゞしき筆をふるふ初秋
秋 

 ためらひもなき弦のふるへに
雑 弦は弓と弦楽器にある。「鳴弦の儀」、ヴェルレーヌの「秋の歌」。どちらが良いかは「ためらひもなき」の解釈次第。ヴェルレーヌだとしても、句意秋は苦しいでしょうね。

 霧のしじまに盃を受く
秋 霧は聳物 


by 連歌楽歳 (2016-12-23 11:18) 

梢風


霧のしじまに盃を受く       蘭舎

   付

ゆくすゑのよあしあしを訊く月代へ  梢風 
かたはれの月を迎ふる高館に      〃
書き散らすうははつたなし月遠く    〃

数え日となりました。楽歳さま今年もお世話になりました。来年もよろしくお願い致します。梢風
  
by 梢風 (2016-12-24 11:05) 

梢風


 訂正です

ゆくすゑのよあしあしを訊く月代へ  梢風

    ↓

ゆくすゑのよしあしを訊く月代へ   梢風
by 梢風 (2016-12-24 11:07) 

連歌楽歳

 ゆくすゑのよしあしを訊く月代へ     梢風
秋 月 光物 夜分 『連歌新式』には「月代」の説明がありませんが、元禄時代の作法書『産衣』には「月代に網代、苗代折也」とあります。連歌練習帖は『新式』に準拠していますので、『産衣』の記述は参考まで、ということにしましょう。

 かたはれの月を迎ふる高館に      
秋 月 光物 夜分 「かたはれの月」は「かたわれ(片割れ)月」ですね? 違っていたらご連絡ください。高館(たかだち)は平泉の衣川館のことで、名所。

 書き散らすうははつたなし月遠く   
月 秋 光物 夜分 「うははつたなし」の意味を教えてください。

by 連歌楽歳 (2016-12-24 12:29) 

梢風


楽歳様、

 「片割れの月」、「歌はつたなし」のつもりでした。拙いことで失礼しました。 梢風
by 梢風 (2016-12-24 12:54) 

遊香

あらためまして、新年のお慶びを申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、付句遅くなりました。

梢風様の
かたわれの月を迎ふる高館に いただきまして

付け
落ち葉ふみゆく従者のまぼろし   遊香
鳴くを忘れし虫のひと籠
つかの間なりや紅葉はらはら
そら耳と知る秋の篠笛(笛の音? 篠の音?)

お正月早々、少々クライ内容になりましてすみません。
「篠笛」では、音は聞こえてきませんかしら?

楽歳さま、どうぞお手直しくださいますよう…


by 遊香 (2017-01-06 11:11) 

連歌楽歳

 落ち葉ふみゆく従者のまぼろし   遊香
冬 「落葉」は連歌の時代から冬とされてきました。ちなみに、紅葉・落葉にはやっかいな区分があって、『無言抄』から拾ってみると「一葉ちる」「柳ちる」「桐のは落る」「名木ちる」(名木=ありふれた木ではなく、桜や楓のような木)「川の紅葉」「もみちの色朽る」「もみちかつちる」「かつ落葉」「落葉の色」(色といふ字にひかれて秋なり)などは秋。「紅葉のちりて」「もみちなかるる」「朽葉」(色をむすびては秋なり)「木のはの雨」「木の葉衣」「木の葉の落る」などは冬。山道に掲げらている「落石注意」が、落ちてくる石に注意なのか、落ちて道路に散らばっている石に注意なのか、迷ってしまう、という笑話に似ています。「落ち葉」を使うと冬の句になりますので、

  楓ちるころ従者のまぼろし
  (秋 木類 楓は紅葉と打越を嫌う。従者は人倫)

あたりに逃げ込みませんか。RSVP。

 鳴くを忘れし虫のひと籠
秋 虫は1句物 数字

 つかの間なりや紅葉はらはら
秋 「紅葉はらはら=散る」は冬になりますので、安直ですが「つかの間」を「露の間」に変えて、

 露の間なりや紅葉はらはら
 (秋 露は降物 紅葉は3句物で只1、梅・桜の紅葉1、草の紅葉1)木類 「紅葉のちる」は冬なれども、露色をむすびては秋なり<無言抄>)

あたりでいかが?
 
そら耳と知る秋の篠笛(笛の音? 篠の音?)
秋 そら耳(聴覚)を人体(肢体)としていいのかどうかわかりませんが、耳の字があるので、人体としておきましょう。3句前に「目を細め」がありますが、目と耳のような人体(肢体)の去り嫌いについては『連歌新式』に説明がありません。打越を避けているので問題なしというあたりでおさめませんか。篠笛は辞書を引くと「里神楽、獅子舞、祭礼囃子などにも用いられる」とあります。音は届きます。


by 連歌楽歳 (2017-01-06 13:55) 

遊香

楽歳さま

お返事、遅くなりました。
さっそく勉強させていただき、ありがとうございます!
紅葉や落葉といえば秋だとばかり思いこんでおりましてすみません。なるほど冬! 「落石注意」の話と共に、楽しくインプットされました(笑)。

すてきな秋の句にしていただき、ありがとうございます。
「楓ちるころ」「露の間」に変えて、どうぞよろしくお願いいたします。

by 遊香 (2017-01-06 18:54) 

連歌楽歳

遊香さま
ではそのように直します。
by 連歌楽歳 (2017-01-06 20:57) 

如月

宗匠さま、皆さま

年があらたまりまして、はやくも十日余りとなりましたが、今年最初の投稿でございますゆえ……

新年おめでとうございます。
本年もご指導の程よろしくお願い申し上げます。

さて、付けが遅れまして、恐縮に存じます。
今年の課題として「どんなに用事が立て込んでいても付けは出来る限り早く」と思っているのですが、非力の身にはなかなか難しいことでございます。皆さまに少しでも近づけますよう、努力いたしたいと存じます。

遊香さまのお句は、なかでも素敵な

鳴くを忘れし虫のひと籠

を頂戴いたしたいとすぐに決めたのですが、肝心の付けがなかなか出来ませず、お待たせ申し上げてしまいました。

拙次

たゆみなく細波(さざなみ)寄する彼方(をち)の湖

籬なる残り菊の香仄かにも

尼削ぎのみ髪(ぐし)傾げてをさな顔

遠砧こころの隙(ひま)に忍び入り

では宗匠さま、ご指導よろしくお願い申し上げます。
by 如月 (2017-01-11 09:33) 

連歌楽歳

 たゆみなく細波(さざなみ)寄する彼方(をち)の湖
雑 水辺体、用(湖、波)
 
 籬なる残り菊の香仄かにも
秋 籬は居所体(2句物、只1、霧の籬1) 菊は草類

 尼削ぎのみ髪(ぐし)傾げてをさな顔
雑 人体(髪、顔)人倫の語は具体的に示されていないが、あきらかに人倫の句。本説『枕草子』。

 遠砧こころの隙(ひま)に忍び入り
秋 砧は1句物 子夜呉歌「長安一片の月  萬戸衣を擣つの聲  秋風吹いて尽きず  総て是れ玉関の情  何れの日か胡虜を平らげ 良人遠征を罷めん」、李白の面影かも。カット写真に玉門関の遺跡を張り付けた甲斐がありました。

by 連歌楽歳 (2017-01-11 12:26) 

如月

宗匠さま

ご指導有り難うございました。
遠砧の拙次ですが、不学ゆえ、李白の漢詩を思い浮かべるという「間テクスト的な」発想は全くありませんでした……と正直に申し上げなくてはなりません。

タイトル写真のレリーフが、玉門関の遺跡から撮られたものであったとは!
中国的というよりは、オリエント的な味わいを感じましたが、さすが!玉門関は西域への出入口だったのですね。

ところで、砧が一句ものというのは、いささか驚きです。
そもそも、一句ものとか三句ものとかに分類される根拠というのは、どういうところにあるのでしょう。
漠然と、存在感の大きな意味を持つ単語・季語は一句もの(や三句もの)になる、という程度にしか考えておりませんでした。

ひとつ質問させていただいてよろしいですか。
尼削ぎの拙句ですが、「をさな顔」としたのは比喩ではなく、尼削ぎの髪型をした少女を指しているつもりでした。幼い者を詠んだ人倫の句という風に解していただくことは、無理でしょうか。

間もなくヨーロッパ旅行に出発されるとのこと。お返事は勿論ずっと先、ご旅行のお疲れがとれた頃で結構でございます。
では、どうか、お元気で行ってらしてくださいませ。
by 如月 (2017-01-11 23:36) 

連歌楽歳

如月さま

●1句ものについて
『連歌新式』は、使える素材の回数を一座一句ものから五句物までに分類しています。現代の連歌学者たちの間では、2句ものから5句物に指定されている素材をのぞき、すべての素材が1句物であると考えが有力です。『連歌新式』の1句物指定は、そうした多数の素材の中の目立つものを例示しただけだと、木藤才蔵『連歌新式の研究』(三弥井書店、1999年)は説明しています。この考え方だと、一句物は「際立って目立つ語」ではなく、「多くの一句物のうちの目立つ言葉」ということになります。そうであれば、なぜ『連歌新式』は2句物から5句物までの素材を例示し、「これら以外はすべて1句物」としなかったのか、という疑問が出てきます。

「享徳二年宗砌等何路百韻」には、
 春に色かる松の一しほ
 手向けして春や行きけん神まつり
 手枕に花の香とめよ春の風
 飛びかふ蝶も春やしたはん
 
「春」が4ヵ所で使われています。「春の風」は熟語で一座二句物の指定を受けているから別物と考えれば3ヵ所です。しかし、「春」は何句物とも指定を受けていませんので、理屈上は1句物になるはずです。

というように、『一句物』の範囲はよくわかりません。いまでは尋ねるべき連歌の宗匠など見かけませんから、この練習帖では適当にやるしかないでしょう。現代連歌学者の見解を入れて、『連歌新式』に1句物とある素材はきちんと守り、回数指定を受けていない素材については可能なかぎり繰り返しを避ける、というふうに。

●尼削ぎの句
  尼削ぎのみ髪(ぐし)傾げてをさな顔
雑 人体(髪、顔)人倫の語は具体的に示されていないが、あきらかに人倫の句。本説『枕草子』。

一条兼良『連珠合璧集』は「あげまき」を人倫に指定しています。同書は他方で「ふりわけ髪」「うちたれ髪」「つくも髪」「髪そぎ」などを人体に分類。人倫と人体の分類の基準がはっきりしません。現代の常識的では「尼削ぎ」で尼削ぎのヘアスタイルの幼女、「をさな顔」は童子と、人倫の意味を持たせることができます。とはいうものの「尼削ぎのみ髪傾げて」だけだと、「尼削ぎの(子が)み髪傾げて」とも読め、「尼削ぎの(ヘアスタイルの)み髪傾げて」とも読め、はっきりした人倫にならず、また「をさな顔」だけでは人体にとどまります。二つの要素を合わせて、句意「人倫」と解釈しました。したがって、この句の打越には人倫句を嫌うことになります。

ご意見、お待ちしています。議論は24日以降になりますが。

by 連歌楽歳 (2017-01-12 14:01) 

如月

宗匠さま

出発前のお忙しい時に、ご丁寧なご教授をいただきまして、深く感謝申しあげると同時に、申し訳なさの気持でいっぱいでございます。

二句もの三句もの等の指定のないものは、基本的に一句ものと思うべし、というご趣旨に、「目から鱗」の感を覚えました。
そういうことだったので、ございますか!

また、拙句につきましての懇切なるご説明、重ねて有り難く存じます。

お忙しい折にも拘らず初歩の質問に詳しくお応えくださいまして、まことに有り難うございました。

明日はさらに冷え込むようですし、ヨーロッパも今冬は寒波に見舞われている模様です。
どうか呉々もご体調に気をつけられて、楽しい旅をなさってきてくださいませ。
Bon voyage!
by 如月 (2017-01-13 12:19) 

朝姫

楽歳様、皆様

楽歳様、ヨーロッパの旅は如何でしたか?
季語研でお話を伺うのが楽しみです。
さて、時間をたっぷりいただきましたのになかなか句を付けられず四苦八苦しておりました。
何とか締切間際に滑り込めたでしょうか。

如月様の 尼削ぎのみ髪傾げてをさな顔 をいただきまして

 背向(そがい)の湖をはるばると見ゆ 朝姫
 あな麗しき水茎のあと
 母に問ひたる鞠のゆくへを

の三句でお許しくださいませ。
障りあるようでしたら出直します。
ご教示よろしくお願い致します。

by 朝姫 (2017-01-23 23:14) 

連歌楽歳

みなさま、ご無沙汰いたしておりました。再開です。お付き合いをよろしくお願い申し上げます。

 <1折裏12付け>

 背向(そがい)の湖をはるばると見ゆ   朝姫
雑 湖は水辺体 

 あな麗しき水茎のあと


 母に問ひたる鞠のゆくへを
雑 母は人倫 鞠

by 連歌楽歳 (2017-01-24 11:13) 

連歌楽歳

1折裏12に、

 あな麗しき水茎のあと   朝姫

をいただいて、

<1折裏13付け>

 唐の紙筆墨硯めづらしや      楽歳
 濃く薄く心のうちをうつしける 
 せせらぎは冬の朝日に照りはえて

      
     *
 唐の紙筆墨硯めづらしや
雑 唐は国郡

 濃く薄く心のうちをうつしける
雑 

 せせらぎは冬の朝日に照りはえて
冬 水辺体 光物 

by 連歌楽歳 (2017-01-25 11:47) 

羽衣

宗匠さま 皆さま
本年も 宜しくお願い致します。
厳しい寒中ですが さすがに陽光だけは明るくなって
参りました。 どんな時代にも 「希望」 だけは残っている!
と発信しているようですね~?

扨 宗匠さま御句
       濃く薄く心のうちをうつしける  
                       を頂戴させていただきます。

           付け
         つれづれ辿る奥の細道
         都鳥来て去りし(発ちし)おばしま
         東遊の晴れて(雅・楽の)なつかし
         春日祭の朱の真新し(真あたらし)
         氷面鏡なす(なる)朝の蹲踞(つくばひ) 

冬もよろしい様ですので 毛吹草 連歌四季之詞より中冬を拝借
致してみましたが お導きの程 よろしくお願い申し上げます。
     
 

by 羽衣 (2017-01-25 17:51) 

羽衣

宗匠さま 皆さま
一部 修正 お許しください~

    氷面鏡(ひもかがみ)なす今朝の蹲踞(つくばひ)
            朝⇒今朝   

又、毛吹草 中冬 に 春日祭 とございましたが
只今 電子辞書で 確認致しますと

「御傘」に 「二月上申日なり。十一月にあれども 初の祭を
正とするゆゑに、春なり」 とございまして ややこしいので
春日祭句 取り下げさせて頂きます。

代わりに
     つがはぬ鴛鴦をおもふ(しのぶ)独り寝(かはたれ)

       を追加致したく よろしくお願い申し上げます。


                      
      

by 羽衣 (2017-01-25 20:35) 

連歌楽歳

 つれづれ辿る奥の細道
雑 奥の細道は俳諧紀行文の書名、または、芭蕉のたどった東北行脚のルートの場合、旅、地儀。

 都鳥来て去りし(発ちし)おばしま
冬 都鳥(鳥類) おばしま、なんだろうと辞書を引くと欄干。「来て去り」「来て発ち」の選択は付け句作者に。

 東遊の晴れて(雅・楽の)なつかし
冬 東遊・東舞は神楽の類で、神楽の類はみな冬、と『無言抄』にあり。「晴れてなつかし」?「晴れて第45代大統領に」の類の「晴れて」でしょうか。「東遊の楽の」なつかしの方ででいかが?

 つがはぬ鴛鴦をおもふ(しのぶ)独り寝(かはたれ)
冬 恋 鳥類 「かはたれ」は「かはたれどき」の略ですが、連歌で頻繁に使われた「たそがれ」に比べると人気のない言葉だったようです。データべ―スにあたると使用例ゼロでした。「独り寝」(れっきとした恋の常套語)をいただいて、「つがはぬ鴛鴦をおもふ(しのぶ)」恋を補強することでどうでしょうか? 「おもふ」「しのぶ」は付句作者に一任。

 氷面鏡(ひもかがみ)なす今朝の蹲踞(つくばひ)
冬 氷は水辺体(4句物、只1、つらら1、涙の氷1、月の氷・霜雪の氷など1) 今朝は2句物(けさ1、あさ1) 時分 つくばひは手洗水(てあらふみず)のことで、水辺体。そういえばこのところ寒さ厳しいですね。


by 連歌楽歳 (2017-01-26 00:28) 

連歌楽歳

訂正
  東遊の楽のなつかし
うっかりして楽(がく)にしましたが、字音は連歌では避けるのが原則ですので、楽を「舞」にかえましょう。
by 連歌楽歳 (2017-01-26 09:48) 

羽衣

宗匠さま
お疲れのところ 早速のご教示を賜りまして
誠に有り難うございました。
本日も ブルースカイとまばゆい陽光でございます。

実は 東遊 も 春日祭の一環ではないか?と案じましたが
神楽の類 みな冬 ということで 又ひとつ学ばせて頂きました。
なかなか己が番でないと 会得できない性分(たち)なので有り難く
存じます。晴れてなつかし は主観的な感想で~失礼致しました。
猶 誠に恐縮に存じますが 氷面鏡句 今朝 の修正をご了承
頂けました様でございますが(コメント欄) トップでは 朝 の儘
の様に存じました。お手数をお掛け申し上げます。

本年も春(新年)から 御導き頂き誠に有り難うございました。

路花さま
今年も何卒よろしくお願い申し上げます。

皆さま には お風邪等召されませぬよう お身体お大切に~



 


by 羽衣 (2017-01-26 13:27) 

連歌楽歳

失礼しました。直しておきました。
コピペのさいコピーの箇所を間違えました。
学生の宿題レポートと同じで、雑な作業でした。
by 連歌楽歳 (2017-01-26 13:49) 

羽衣

宗匠さま
滅相もございません。
お疲れのところを 申し訳ございませんでした。

誠に有り難うございます。

一昨日のお写真 イスラーム?から とても日本的な
風景(風情)に と日々楽しませて頂いております。
この壺中の天に かくも呑気に遊ばせて頂ける幸せ!
まっこと有り難く存じて居ります~   あらあらかしこ


by 羽衣 (2017-01-26 23:17) 

路花

宗匠さま  羽衣さま  皆さま

一月ももう終わり、ここ二・三日は暖かい日がつづいています。冷たい北風の日は、外出もためらいますが、北国の積雪のすごさを見ると、わがままを言ってはいけないと自戒しています。
申し訳ございません。数日、急ぎの原稿依頼が入っていて、相も変わらずホロコーストを書かねばならず、とても雅の世界には入り難い暗鬱な水底を流離っておりました。
今日の夕方までお待ちくださいませ。羽衣さまのお心に近づけるよう、散歩をして、お風呂に入って……。
by 路花 (2017-01-30 12:35) 

路花

宗匠さま
お待たせいたしました。徹夜明けの重く、働かない頭を、お散歩と入浴で少しだけリフレッシュいたしました。宇和島の友人から送られてきた大きな柚子を浮かべたお風呂は気持ちよく……正直なところ、ちょっと眠くなっており、いつにもまして拙い句になります。どうぞお許しくださいませ。

羽衣さまの句 どれも素敵でとても迷いましたが、

つがはぬ鴛鴦をしのぶ独り寝

をいただかせてくださいませ。冬の恋を感じて見たくなっております。

拙次です。どうぞよろしくご指導くださいますよう、お願いいたします。

 朝凍の宿に残せしわが小袖
 雪じもの道行きつるる人もなく
 憂きことの重なるあした霜白く
 きぬぎぬの袖に淡雪降りそめて

P.S.写真の鳥はコウノトリでしょうか.



by 路花 (2017-01-30 17:13) 

連歌楽歳

 朝凍の宿に残せしわが小袖    路花
冬 凍て 時分(朝) 朝凍・朝風のような朝の字は懐紙をかえて4句物 居所(宿は只1、旅に1、の2句物) 衣類 わが(吾)で人倫

 雪じもの道行きつるる人もなく
冬 雪は降物 人倫 「道行きつるる」は、「道行くの連用形+完了・継続の助動詞のつの連体形」にさらに「る」がついていて、おそらく「道行つる」ではないかと思われます。そうであえば、

①雪じもの道を行きつる人もなく  (単なる往来、または旅)
②雪じもの道行きしつる人もなく  (近松以降は相愛の男女の逃避行で、恋の句)

と変更する案もありますが、ご再考いただけるのであればそれまで預かります。

 憂きことの重なるあした霜白く
冬 降物(霜) 時分(あした) 

 きぬぎぬの袖に淡雪降りそめて
冬 恋 降物(淡雪)きぬぎぬ 夜分 衣類(袖)

路花さま、ご多忙中、徹夜明けの付句をありがとうございました。なお、今回のあしらい写真の鳥はリスボンのカモメ。都鳥の親類です。入江のように川幅の広いリスボンのテージョ川に面し、三方を歴史的な建物に囲まれたコメルシオ広場の海岸で撮影しました。


by 連歌楽歳 (2017-01-30 20:12) 

路花

宗匠さま

ありがとうございます。「雪じもの」の句は、「道を連れ立って行く―行き連れる」を言ったつもりでしたが、内容としては、「道行き」の恋を詠みたかったものです。お考えいただいた②にしていただいてよろしいでしょうか。

リスボンの鴎でしたか。偶然にも、先日、友人がリスボンに行ったのだが、期待していたファドが聞けなかったとのメールがあり、ファド好きの私は大喜びで、アマリア・ロドリゲスや、日本のファディスタ(であり友人でもある)高柳卓也のCDをお貸ししました。
  余計なおしゃべりを申し訳ございません。

どうぞよろしくお願いいたします。
by 路花 (2017-01-31 13:43) 

連歌楽歳

それでは、

 雪じもの道行きしつる人もなく

とさせていただきます。

ファドはライブではなくファド博物館の録音でいろいろ聞きました。  
by 連歌楽歳 (2017-01-31 14:06) 

羽衣

路花さま 宗匠さま

厳しくも 清らかな 冬の恋の数々 素敵です。
季節を先取る 白椿に薄紅の絣が ほのぼのと愛らしく~
初花 か あて椿? と存じましたが
また 外つ国の なんとかカメリア とかでしたり~(笑)  
兎に角 楽しませて頂いております。

本日から 遂に きさらぎ 入り。 春隣となりました。

皆さまには ぬかりなくご自愛のほど~





by 羽衣 (2017-02-01 23:11) 

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